◯◯◯◯◯を摂ってエネルギッシュにダイエット
糖質をエネルギーに変える時に活躍し、疲労回復にも役立つ栄養素、ビタミンB1。 足りないまま […]
少し前…4月末の話になりますが
勤め先が糖尿病クリニックのため
連続頻回血糖測定器である「FreeStyleリブレPro」を体験することができました。
糖尿病の血糖コントロールを評価するためには月1~数ヶ月に1回血液検査で「HbA1c(%)」を測って
この1~2ヶ月間理想的な血糖値でいられたかをみます。
HbA1cでは1~2ヶ月間の平均血糖がわかるのですが
1日のうちで大きな血糖変動があるかどうかはわからない。
低血糖も高血糖も血管にダメージをあたえ、糖尿病合併症や心筋梗塞が起こるリスクを高めます。
平均血糖だけでなく、1日の血糖変動…
「グルコーススパイクが起こっていないか?」まで見ることが出来たほうがいいのです。
朝や夕食前に低血糖、3食の食後は高血糖…という患者さんと
一日の中での血糖変動はゆる〜〜い3つの山がある感じの患者さんの
HbA1c=平均血糖値は同じくらいだったりするんですよね。
明らかに前者の患者さんの血管の方がボロボロであっても…。
でも1日のうちに何度も血糖自己測定(SMGB)をするのは大変。
患者さんは指に針を何回も刺して痛い思いをしないと、今の自分の血糖値がわからなかったのです。
数年前から「CGM(持続血糖測定 Continuous Glucose Monitoring)」と言われるシステムが
糖尿病治療に取り入れられるようになりました。
これはお腹にセンサーのハリを刺して機械を設置し、5分に1回自動的に血糖値を測ってくれるものです。
機械が数日分を記憶してくれて、一日の血糖変動を把握できます。
機械は1台数十万~100万するとか?
詳細はこちらのサイトで見てみてください
この血糖をもとに安心・安全にインスリン投与ができる
SAP(Sensor Augmented Pump)療法というものも、糖尿病治療に革命を起こしました。
で、2016年の冬にまた画期的なシステム「FGM(Flash Glucose Monitoring)」が日本でも発売されました。
「FreeStyleリブレPro(患者さん持ち出し、医療者用)」と「FreeStyleリブレ(個人購入、患者用)」です。
こちらのサイトを参照に
これは二の腕の裏側にセンサーのハリを刺して機械を設置し
15分ごとに機械が自動的に血糖値を測ってくれます。
■リブレProの方は、医療者が患者さんにセンサーの機械を付けてあげて
最大で14日分の血糖値を機械に記録させ、
来院してもらって記録を紙に打ち出して、患者さんと医療者でチェックして治療に役立てます。
医療者のところに来てリーダーで測ってもらわないと血糖値がわかりません。CGMみたいな使い方ですね。
■リブレの方は、患者さんに自分の分のリーダーも購入してもらうので
患者さんは血糖値をリアルタイムで測ることができます。
ただ2017年7月、これが糖尿病患者さんでも保険適応になるという話は表ざたにはなっていません。
自費でリーダー7,000円ちょっと、センサー2週間分で7,000円ちょっとの支出は
患者さんにとってけっこう負担です。
・自己血糖測定を頻繁に行わなくてすむ
・1日の血糖変動・傾向がわかる
・低血糖のパターンを把握できる
・事故血糖測定できない、深夜の血糖値(無自覚低血糖など)がわかる
・患者さんにとって気付きが多く、行動変容につながる
・医療者側としては、患者さんの食事・生活習慣がわかる
・投薬の効果がわかる
・ドクターは、結果をもとに治療方針が立てられる
私は2週間、「FreeStyleリブレPro(患者さん持ち出し、医療者用)」の方を体験することができました。
目的は主に2つ。
「食べるものや行動によって、自分の血糖値がどの程度変動しているのか見たい」
「夜間低血糖が起こっている自覚があったため、傾向と対策を考えたい」
500円玉くらいのセンサーを二の腕につけます。
センサーに針が付いていて、看護師さんにつけてもらいましたが、付けるときは全く痛くなかったです。
ずっとセンサーはつけっぱなしお風呂もOK。
私は春先に試したのですが、夏は汗でセンサーが取れやすかったり、かぶれやすくなったりするのかも。
長くなったので、結果はまた次に。
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